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2013 年度 実施状況報告書

「符号化変動性仮説」に基づく複数メディアによる相乗効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 23730407
研究機関駒澤大学

研究代表者

中野 香織  駒澤大学, 経営学部, 准教授 (20434269)

キーワード商学 / マーケティング / 広告 / マーケティング・コミュニケーション / クロスメディア / 符号化変動性仮説 / 相乗効果 / メディア
研究概要

平成24年12月10日から平成26年1月6日まで、産前産後の休暇および育児休業を取得しため、研究を中断し、平成26年3月16日に研究を再開した。そのため、本年度はほとんど研究を進めることができていない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

上述のとおり、産前産後の休暇および育児休業によって研究を中断しためである。

今後の研究の推進方策

研究を中断したため、補助事業期間の延長を平成27年度まで申請し、承認された。
平成26年度は、各メディアへの広告態度を高める先行要因を検討するため、メディアの特性に着目したい。先行研究では、メディア・エンゲージメントが高いコンテンツやビークルに広告を露出すると、広告効果が高まる結果が得られている。本研究でも、先行要因としてのメディア・エンゲージメント概念の可能性が確認できている。
そこで、メディア・エンゲージメントとも関連する、メディアとコンテンツの関係に着目する。メディア自身が手がかりになりうる可能性があり、それも考慮したモデルを構築したいと考えたためである。具体的には、「文脈的手がかり」としてのメディアの役割を明らかにしたDahlen(2005)を中心に、レビュー論文を執筆する。さらに、順次文献研究を行ってきた、記憶と複数の手がかりとの関係についても、レビュー論文を執筆したい。
その後、複数メディアを組み合わせた場合の情報処理プロセスのモデル構築に向け、予備調査を行う。予備調査は、学生20名×4グループ(合計80名)を対象に行う。単一メディア提示グループ、複数メディア提示グループ(3パターン)と、手がかりの水準を操作して広告再生を測定する。中野・松本 (2011)からメディア接触の順序効果の存在が明らかとなったため、複数メディア提示の場合は、接触順序も考慮したい。モデルにおける変数は、文献研究の結果をもとに設定する。
本調査は、予備調査の分析結果をもとに実験方法の修正を行い、学生30名×4グループ(合計120名)を対象に行う。

次年度の研究費の使用計画

平成24年12月10日から平成26年1月6日まで産前産後の休暇および育児休業を取得したため、研究を中断した。平成26年3月16日に研究を再開し、補助事業期間の延長を平成27年度まで申請し、承認されたため。
書籍、予備調査謝礼、調査補助、データ入力など。

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公開日: 2015-05-28  

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