研究課題
若手研究(B)
本研究では、イギリス東インド会社の財務報告実務に関する研究を進めてきた。とりわけ、17世紀後半期における資本評価とよばれる財産有高報告の目的、その作成方法を明らかにしてきた。そのために、入手した史料を考察し、その研究成果を論文としてまとめている。17世紀前半時における財務報告の作成に際しての不正疑惑をめぐる監査人の役割という観点からも論文を執筆した。なお、18世紀の同社の財務報告については現在も考察中である。
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大阪経大論集
巻: 第65巻第2号(頁数未定)
會計
巻: 第184巻第2号 ページ: 69-83