研究課題
若手研究(B)
本研究を通して得られた主な知見は以下の3つである。①住民運動・まちづくりの地域社会学的な事例研究においては、多様な担い手の意識の解明と共同性の質、その形成過程を具体的に明らかにしていくことが、未だ重要な課題であること、②多様な地域活動の展開を促す基盤として、地域社会の日常的なネットワーク、互酬性や信頼性の規範が重要な役割を果たしており、地域イベントがこれらを生み出す契機となっていること、③台湾において、街並み保存活動を媒介として地域社会の新たな共同性、公共性が生み出されつつあること、である。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件)
地域政策研究
巻: 第16巻4号 ページ: 99-119