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2011 年度 実施状況報告書

現代の地域社会における一時的定住民の社会的動態についての調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 23730488
研究機関愛知県立大学

研究代表者

井戸 聡  愛知県立大学, 日本文化学部, 准教授 (40363907)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2014-03-31
キーワード社会学 / 地域社会 / 労働 / 余暇 / 観光
研究概要

本研究は現代の特に観光化や地域活性化の進展する地域社会において特徴的に観察される流動性・移動性の高い社会的存在の集合を事例として取り上げ、この社会的集合を構成する人々の社会的動態、当該集合の社会的機能、地域社会との相互作用の実態について、フィールドワーク法により、その社会的動態と社会意識のあり方、社会的機能、地域社会との社会的相互作用について明らかにすることを目的としている。 今年度は事前に予定していた調査計画があったが、体調の問題があったため、予定を変更して調査研究を進めた。そのため予定していた現地での調査は行うことができず、来年度へ持ち越すことになった。それに代わって今年度は資料や文献からのデータを検討することを中心的な研究内容とし、また来年度に向けての調査計画を練り直して調査準備に充てる期間とすることにせざるを得なかった。来年度は今年度十分に展開できていなかった部分について遅れを取り戻すべく研究を進めたい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

「研究実績の概要」にも記述したが、今年度は当初予定していた研究計画について健康上の理由から十分に進めることができなかったため。特に現地調査について十分な遂行ができなかったが、その分を資料・文献調査で補うという対応を採った。遅れた分については次年度の調査研究計画の中に盛り込むことで取り戻す計画である。

今後の研究の推進方策

今年度は予定通りの調査を進めることができなかった。遅れた分については研究上の他の課題に取り組むことで補ってきたが、特に現地調査が不足したことが研究計画上の遅れとなっているので、その分を次年度の研究計画に盛り込み、遅れを取り戻す予定である。次年度は北海道における調査を計画しているが、それと合わせて長野での現地調査を進められるように修正を図ることで対応する。

次年度の研究費の使用計画

次年度は主な研究費の使用計画として、北海道における調査を計画している。今年度実施できなかった長野での調査も次年度に繰り越して行う予定にしている。その他、国際学会発表のための旅費として研究費を使用する予定である。また、今年度に引き続き、資料文献などの収集のために備品費を使用する計画である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 「文化を保存しようとするとき――名古屋港筏師一本乗りの保存の実践についての一考察――」2012

    • 著者名/発表者名
      井戸聡
    • 雑誌名

      『愛知県立大学日本文化学部論集(歴史文化学科編)』

      巻: 3 ページ: 1-22頁

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公開日: 2013-07-10  

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