.「Casa do Brasil (ブラジル人の家)」というONG団体に参与観察した。それによって、2009年12月12日から2013年8月7日までの間に当団体で相談をしたブラジル人の887件のデータを収集することができた。ロンドンでの研究はこれまで質的データであるインタビュー調査が主だったが、今回は統計的の分析も可能になった。このデータの集計の結果は、以下のことが明らかになる。①一日の相談件数率、②在英ブラジル人が統計的にどのような問題が抱えているのか、またジェンダー別に問題の分類か可能になる。③当団体の活動の実態が明らかになる。 . 2011年にはロンドン市内におけるブラジル人向けエスニック・ビジネスを調査し、その結果543件のエスニック・ビジネスがあった。そのうち飲食関係(20.4%)と美容関係(20.3%)の比率がほぼ同じであった。そのため、今回の調査対象は美容に携わっている4人の関係者を対象にインタビュー調査を行った。 . そして、これまでのインタビュー対象者はイタリア市民権を取得した者を対象だったが、それ以外の市民権を取得者した者に調査を行った。4人のインタビュー調査を行った。
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