研究課題
若手研究(B)
本研究では以下の三点を検討し、戦前児童保護事業の「児童の権利」擁護認識を確認した第一に、菊池俊諦の児童保護事業職員養成活動を整理し、職員養成において「児童の権利」論が言及されていたことを確認した。第二に、菊池は児童の観点に立って社会・国家の児童保護義務を求める権利擁護認識を持ち、「児童の権利」を軸とした総合的児童保護法を求めたことを明らかにした。第三に、菊池の職員養成を受講した職員の間では、「児童の権利」論への言及は少なかったことを確認した。
すべて 2013 2012
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
日本社会教育学会紀要
巻: No.49-2 ページ: 23-32
東北公益文科大学総合研究論集
巻: 23号 ページ: 37-67
http://repo.lib.yamagata-u.ac.jp/handle/123456789/11044