次年度の研究費の使用計画 |
平成23年度の繰り越し分を含めたおおよそ1,050,000円について、平成24年度においては、以下のような研究費の使用を計画している。 まず、平成23年度の実施を完了する予定であった「知的障害のある人の自己決定への支援者および家族の関わりに関する文献調査」および「知的障害のある人の自己決定への支援者の関わりについての個別インタビュー調査」を継続して実施する。具体的には、追加の文献調査として、主に英文献の収集が必要となる。また、インタビュー調査についても複数名の支援者に対して実施し、謝金はもとより、そのテープ起こし等においても日費用が必要となる。そのため、物品費、旅費、人件費、謝金等として250,000円程度を使用する予定である。 また、知的障害のある人の自己決定への支援者および家族の適切な関わりについてのフォーカス・インタビュー調査」では、インタビュー対象者への謝金や調査データに関連したテープ起こしの費用はもとより、本インタビュー調査における調査員への謝金等を費用として想定している。そのため、物品費、旅費、人件費、謝金等として、350,000円程度を使用する予定である。 そして、「支援者および家族の自己決定への効果的な関わりについての先駆的研究および実践に関する海外ヒアリング調査」では、アメリカにおける先駆的研究および実践についてヒアリング調査を実施する予定である。そこで、本研究に関連する研究者、支援者、そして家族に対してヒアリングを行う。そのため、物品費、旅費、謝金等で350,000円程度を支出する予定している。 加えて、上記の調査全般に関連して、設備備品等、消耗品費、そしてその他の研究経費として、100,000円程度を想定している。
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