研究課題
若手研究(B)
これまでの感情理解研究では,主に自他が抱く感情は,現在の状況の中にある原因によって起きているという理解について検討していた。本研究では,感情の理解は他者との関係の中で理解されると考え, 感情生起の原因となる相手に内的特性を付与し,実験を行った。その結果,感情理解の発達には,やりとりする相手の心的状態,特に内的特性をふまえて感情の理解をできるようになることが重要な要因であることが明らかになった。
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発達
巻: 125 ページ: 5-32