自然体験活動の効果と問題点を整理し、長期的な効果をもたらすことのできるプログラム、および短期的あるいは中期的に得られた効果を、持続させるシステムを構築するための方略を心理学の他、医療、福祉、教育それぞれの立場の研究協力者と共に検討した。 この宿泊を伴う自然体験活動プログラムに参加した小・中学生を対象に、プログラム中のグループダイナミクスと、個別のアセスメントを行った。その結果から、得られたwellnessの効果を月2回の継続的なグループワークを用いた活動で持続させることが可能であることと、このようなシステムが一般化可能であるとの示唆を得た。
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