研究課題
若手研究(B)
本研究では、枯山水庭園の魅力を科学的に解明するため、全体的な空間構成と鑑賞者の印象評価との関係を調べた。始めに、京都にある18の庭園を対象として、3Dレーザースキャナーによる実測調査を行った。続いて、バーチャルリアリティ装置を用いて、それらの庭園の評価実験を行った。その結果、周囲の環境による包囲が、鑑賞者が感じる印象を向上させることが明らかになった。この結果は、庭自体のデザインだけでなく、庭園全体のデザインも、その空間の魅力に寄与していることを示唆している。
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Studies in Perception and Action XII
巻: (掲載決定)
Studies in Perception and Action XI
ページ: 208-212