研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、「対話によるしつけ」を可能たらしめる仕組みの法制論的・実証的な解明である。ドイツでは1979年の民法の親権条項改正により「親権」の用語を廃棄して「親の配慮権」へと転換した。同時に、親は子との「対話」に努めることが明記され、2000年には家庭における体罰が禁止された。これらの法制と親の養育態度に関する実証的調査を試みたが、予備調査において法制に関する親の認知度が極端に低いことが明らかとなった。今後は親がより身近に感じている州の規定に注目して解明を進めたい。
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ドイツ研究
ページ: 152-166
教育制度研究紀要
ページ: 95-108