研究課題
若手研究(B)
本研究では、幼小連携の推進における教員養成の役割について、比較教育史的な視点から考察を行った。20 世紀のアメリカでは、幼少連携の提唱者たちが啓蒙活動を行うとともに、幼学年教育学科を創設して新たな教員養成に着手した。その卒業生たちは、各地の師範学校における養成や現場における指導に携わり、幼小連携に対する教師の理解を促進したと考えられる。日本では、幼小連携に関する情報をアメリカのみならずヨーロッパからも積極的に収集していたものの、教員養成の抜本的な改革までには至らなかった。
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日本の教育史学
巻: 第56集 ページ: 97-109
http://ci.nii.ac.jp/naid/110009662533
東京学芸大学紀要(総合教育科学系)
巻: 第63集 ページ: 21-30
http://ir.u-gakugei.ac.jp/handle/2309/127855