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2012 年度 実績報告書

実践的な日本型リサーチアドミニストレータ組織のモデル構築

研究課題

研究課題/領域番号 23730736
研究機関金沢大学

研究代表者

寺本 時靖  金沢大学, 先端科学・イノベーション推進機構, 助教 (80466482)

キーワード組織の類型化
研究概要

本研究は、競争的研究資金の割合が増加している日本で検討と導入が始まった、競争的研究資金のマネジメントに関わる専門職であるリサーチアドミニストレータ(RA)の実践的な組織モデルの構築を目指すものである。
本年度は、RA組織のパターン化を分析するために、RA組織の導入が進んでいるアメリカ合衆国の10大学において調査を行った。RA組織がウェブ上で公開されている10大学を総合大学、単科大学などに分類し、それぞれの大学のRA組織を部署、人数、役割について調査し、それぞれの大学の特徴を把握し、組織の類型化を行った。また、大学の外部資金獲得状況と比較し、有効的な組織体系を模索した。さらに、National Council of University Research Administrator(NCURA)の54th Annual Meetingに参加し、RA組織の改革の講演や、RA組織の在り方、また運営方法、さらにはRA業務の実務について調査を行った。これらの調査結果をまとめ、研究・技術計画学会第27回年次学術大会において発表を行った。
日本国内における調査は、文科省の事業でRA組織を導入している10大学と独自にRA組織を導入している大学を中心にどのような組織を構築したかを分類した。また組織を導入する際、問題点となっている事例などの情報収集を行った。組織の導入効果は引き続き調査する必要がある。
上記のように本年度は、RA組織導入が進んでいるアメリカ合衆国での組織の類型化を行い、日本における組織の調査を行い、大学の規模、ニーズ、組織体系の情報収集を進めた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 米国におけるリサーチ・アドミニストレーターの組織の在り方について

    • 著者名/発表者名
      寺本 時靖
    • 学会等名
      研究・技術計画学会
    • 発表場所
      一橋大学

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公開日: 2014-07-24  

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