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2013 年度 研究成果報告書

言語マイノリティの第一言語教育保障における学校の自律性に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23730757
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 教育学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

滝沢 潤  大阪市立大学, 大学院文学研究科, 准教授 (20314718)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード教員確保のネットワーク / 校長の専門的指導性 / 学校経営の外部環境
研究概要

本研究の目的は、カリフォルニア州の教育成果をあげている双方向イマージョン(TWI)プログラム実施校と諸アクターの関係構築やその運用のあり方を各学校の自律性に着目して解明することである。考察の結果、以下のことが明らかになった。(1)チャーター・スクール(CS)における教員確保は、バイリンガル教員の供給過剰、専門職団体の研修実施といったCSの自律性を機能させる外部環境が整っていることで大きな課題となっていない。(2)学区の管理下にあり自律性が制約された一般の公立学校は、校長のリーダーシップによって保護者からTWIの実施に理解と支持をえることに成功しており、その専門的指導性の重要性が明らかとなった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 双方向イマージョン・プログラムを実施するチャーター・スクール : アカウンタビリティとバイリンガリズムを両立した意義とその要因2013

    • 著者名/発表者名
      滝沢潤
    • 雑誌名

      人文研究

      巻: 第64巻 ページ: 77-93

    • 査読あり
  • [雑誌論文] アカウンタビリティ政策下における双方向イマージョン・プログラムの成果と学校評価の課題-カリフォルニア州を事例として-2011

    • 著者名/発表者名
      滝沢潤
    • 雑誌名

      教育行政学研究(西日本教育行政学会)

      巻: 第32号 ページ: 27-34

    • 査読あり
  • [学会発表] カリフォルニア州における保護者の学校選択に基づく言語マイノリティの教育保障2012

    • 著者名/発表者名
      滝沢潤
    • 学会等名
      日本教育行政学会第47回大会
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2012-10-27

URL: 

公開日: 2015-06-25  

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