近年の教育学ではポストモダニズムの影響で、理想・理念が語りにくい状況にある。そこで本研究は、ポスト近代社会において目指すべき教育像を、個人の人間形成と社会集団のあり方の両面から提示することを目的として研究を進めてきた。成果の詳細は別記するが、教育哲学会、教育思想史学会などの学会で発表を行った。発表内容をもとにした論文は、教育哲学会の機関誌『教育哲学研究』に掲載予定である。また、学術書(共著)を3冊執筆した。うち1冊は刊行済みであり、2冊は刊行確定だが年度内には出版が間に合わず、26年度に出版される。
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