研究課題
若手研究(B)
在仏マイノリティの学校の存在様式に関して調査するため、地域語学校計20件とアルメニア学校6件をはじめとする計12件の移民文化協会の実地調査を行い、主に学校運営方法に関する共通点と相違点に絞って分析した。共通点は、各学校も早期教育という方法で各言語の保存・維持を目的としているだけではなく、治安がよく、教育水準の高い一般の私立学校としての役割も社会(少なくとも保護者)から求められており、学校側もその要求に対して尽力していることである。また地域行政と友好的関係を維持していることも確認できた。相違点は、移民マイノリティはアルメニア学校以外学校建設の予定はなく、いずれも課外授業のみ開講されている点だ。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
フランス教育学会紀要
巻: 第24号 ページ: 65-78
神戸大学大学院国際文化学研究科 異文化研究交流センター 2012年度研究部プロジェクト研究報告書『ヨーロッパにおける多民族共存とEU―言語、文化、ジェンダーをめぐって―および日欧関係の歴史・文化・政治』
ページ: 28-40
「共創」社会研究会第1回国際シンポジウム『コミュニティの『変容』と『共創』―グローカルな視点から生み出す市民的公共性』報告書(仮題)
巻: (2014年7月発行予定) ページ: (ページ数未定)