児童生徒が示す行動問題の解決を標的とした教員研修プログラムの開発と効果検討

2012 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 23730850
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 基金
• 研究分野: 特別支援教育
• 研究機関: 北海道教育大学
• 研究代表者: 大久保 賢一 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (40510269)
• 研究期間 (年度): 2011 – 2012
• キーワード: 学習困難 / 不適応 / 非行

研究概要

本研究課題においては学校場面における児童生徒の行動問題の解決を目的とした教員研修プログラムの開発と効果の検証を試みた。研究1においては、研修プログラムのコンポーネント分析を行い、プログラムの各要素が参加者のスキル改善にどのように影響を及ぼすのかについて検討を行った。研究2では、実際の研修参加者が担当する対象児童生徒の行動変容に関するデータも収集したが、いずれも改善傾向を示していた。

研究成果

• [雑誌論文] 通常学級における児童の「協同的な学び」を促進させるためのクラスワイド・アプローチの試み (2013)
  • 著者名/発表者名: 井口貴道・大久保賢一
  • 雑誌名: 北海道教育大学紀要. 教育科学編 巻: 63(2) ページ: 297-305
  • URL: http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/6891/1/63-2-kyoiku-27.pdf
• [雑誌論文] 我が国の学校場面における行動問題を標的とした介入究の成果-一事例の実験デザインが用いられた研究のシステマティック・レビュー- (2013)
  • 著者名/発表者名: 福本慎吾・大久保賢一
  • 雑誌名: 北海道教育大学紀要. 教育科学編 巻: 63(2) ページ: 243-258
  • URL: http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/6895/1/63-2-kyoiku-23.pdf
• [学会発表] Teacher training for planning and conducting support plans based on functional assessment (2013)
  • 著者名/発表者名: Ohkubo, K
  • 学会等名: 2013 North West PBIS Oregon Conference
  • 発表場所: Eugene, America
  • 年月日: 2013-02-28
• [学会発表] 児童生徒の行動問題の解決を目的とした教員研修プログラムの開発と効果検討(1)-知識の獲得と架空事例に対するアセスメントインタビューの分析- (2012)
  • 著者名/発表者名: 井口貴道・大久保賢一・石塚誠之
  • 学会等名: 日本特殊教育学会第50回大会
  • 発表場所: つくば国際会議場
  • 年月日: 2012-09-29
• [学会発表] 児童生徒の行動問題の解決を目的とした教員研修プログラムの開発と効果検討(2)-立案された支援計画の内容に関する分析- (2012)
  • 著者名/発表者名: 大久保賢一・井口貴道・石塚誠之
  • 学会等名: 日本特殊教育学会第50回大会
  • 発表場所: つくば国際会議場
  • 年月日: 2012-09-29
• [学会発表] 日本における特殊教育教師の養成体制と臨床教育 (2012)
  • 著者名/発表者名: 大久保賢一
  • 学会等名: 日本特殊教育学会第50回大会
  • 発表場所: つくば国際会議場
  • 年月日: 2012-09-28
• [学会発表] (2012)Class-wide intervention targeting interactive behavior for the cooperative learning process (2012)
  • 著者名/発表者名: Ohkubo, K
  • 学会等名: The 38th annual convention of the Association for Behavior Analysis International (ABAI)
  • 発表場所: Seattle, America
  • 年月日: 2012-05-26