研究課題
若手研究(B)
反応拡散方程式系の解の爆発メカニズムの本質的理解を目標とし、3連立反応拡散方程式系の爆発臨界指数、及び、単独方程式の爆発時刻について数学的研究を行った。その際には、それぞれの方程式の有する非線型性を代数的に捉えた正方行列「冪行列」による解析を新たに試みた。これにより、本数の多い連立方程式に対する煩雑な爆発解析を簡潔に書き表すことが可能となり、爆発を引き起こす要因やメカニズムを見出す助けにもなる。
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Int. J. Differ. Equ.
巻: 2012 ページ: 1-16
DOI:10.1155/2012/417261
Nonlinear Anal.
巻: 2011 ページ: 5008-5014
DOI:10.1016/j.na.2011.04.064