研究課題
若手研究(B)
非線型楕円型方程式の非自明解の存在問題および解の挙動についての研究を行った。変分的な手法を用い、方程式に対応する汎関数の精密な評価を行うことでPalais-Smale 条件が崩れている場合での非自明解の存在定理を与えた。この手法により既知のものよりも一般的な非線型条件のもとで方程式の非自明解を得ることに成功した。またこの応用として、特異摂動問題などの問題にも取り組んだ。
関数方程式