研究課題
若手研究(B)
本研究は、銀河系中心部に発見された磁気浮上ループの統一的な理解の確立を目的とする。まず銀河系中心部の広域のCO輝線観測を実施し、磁気浮上ループを詳細に同定した。結果、10本以上の新たなループを発見すると共に、多数の高銀緯フィラメント、分子雲ハローの存在が明らかにした。また、銀河系中心部の二重らせん星雲に付随する分子雲成分を検出し、中心部巨大ブラックホールからの磁気ジェットに由来することを示した。磁気浮上ループが周辺環境に与える影響として、衝撃波によるダストの破砕、宇宙線陽子の加速があることを示した。以上は、磁気浮上ループが銀河系中心部の状態・進化に強い影響を及ぼすことを示す新しい結果である。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (20件)
ApJ
巻: (印刷中)
巻: 780 ページ: 72
10.1088/0004-637X/780/1/72
巻: 780 ページ: 36
10.1088/0004-637X/780/1/36
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10.1088/0004-637X/738/1/46
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PASJ
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