台湾台北市 Academia Sinicaにて2015年4月10日~4月12日に行われた国際会議「Recent Progress of Integrable Systems」に参加し、最新のソリトン研究に関するさまざまな知見を得た。また参加者と日々密に議論し、特に児玉裕治氏(オハイオ州立大)、高崎金久氏(近畿大)、木村弘信氏(熊本大)とは大変有意義な交流を行うことができた。 これらの成果をもとに、非可換インスタントンの研究も進展させることができ、国際会議での成果発表を行った。特に、2015年5月のシンガポールNanyang工科大学での国際会議「 60 Years of Yang-Mills Gauge Field Theories」、2015年9月の韓国KIASでの国際会議「Geometry in Gauge Theories and String Theory」、2015年12月の中国海南島での国際会議「String-Math 2015」においては、ラルフ・ホフマン氏(ハイデルベルグ大学)、キムヨン・リー氏(KIAS)、エドワード・ウィッテン氏(プリンストン高等研究所)をはじめとして多くの参加者と有意義な議論を交わすことができた。また国内の大学においても、2015年9月に近畿大学数学談話会、2015年10月に名古屋大学多元数理科学研究科談話会にて発表の機会を与えていただき、幅広い分野の数学者と実りある研究交流を行うことができた。
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