研究課題
若手研究(B)
ビッグバン宇宙論では、宇宙誕生の超高温・超高密度の状態では、弱い力・強い力・電磁気力だけでなく重力も元来ひとつであったと考えられている。超弦理論はこれ等4つの相互作用の統一理論の有力な候補である。この研究では行列模型による超弦理論の定式化の解析を行った。超弦理論では理論の整合性から時空の次元が4次元ではなく10次元であることが要求されるが、計算機を用いた行列模型の数値計算によって私たちの住む4次元時空が生成した仕組みについて調べた。
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理