研究課題
若手研究(B)
本研究では、非線形伝導測定の最大の問題点である自己発熱効果を非接触の赤外放射温度計を用いて適切に評価し、酸化物モット絶縁体Ca2RuO4における本質的な非線形伝導を見出すことに成功した。本成果は、等温環境下において、物質の電子状態が純粋に非平衡量である電流によって変化する様子を直接捉えたものであり、現在進展段階にある非平衡統計論に対して固体物理学の立場からアプローチできる新しい物理学の展開が期待できる。
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