研究課題
若手研究(B)
固体酸素は単純な等核2原子分子で唯一磁気的自由度を持ち、圧力、温度によって多彩な磁性、結晶構造を示す。主に光学的な実験から圧力-温度相図が提案されてきたが、統一見解は得られていない。本研究では相境界を熱力学的に明らかにすることを目指した。圧力下比熱、磁気測定の開発を行い、室温以下、5 GPa付近までの固体酸素の相図を熱力学的に解明し、今までに報告のない新しい固体相の存在を示唆する結果を得た。
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Phys. Rev. B
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http://tokunaga.issp.u-tokyo.ac.jp/