研究概要 |
トポロジカル超伝導体の最有力候補物質であるCuxBi2Se3について、63Cu, 209Bi, 77SeのNMR信号を発見し、すべての核種についてのNMRを可能とした。超伝導の伝導性はBi2Se3層が担っていることを示した。強いスピン起動相互作用を持つ新規超伝導体Ir1-xPtxTe2において、125Te NMRから超伝導転移を観測することに成功した。有機超伝導体である混晶系Et2Me2As1-xSbx[Pd(dmit)2]2に着目し、量子スピン液体に隣接する超伝導のふるまいを圧力下実験によって明らかにした。
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