研究課題
若手研究(B)
本研究では多価イオン源(EBIT)で生成されたイオンを低速で高配向性グラファイト(HOPG)に衝突させた際に形成されるナノサイズの微細構造生成過程の研究を行った。衝突イオン価数を大きくすると生成される突起状構造の直径が大きくなり,その形状はビスマス70価と75価の間でカルデラ状に変化することが確認された。また,入射角度を変化させることで非対称隆起や1個のイオンで複数の表面改質を引き起こしたことを示唆する大変興味深い結果が得られた。
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http://yebisu.ils.uec.ac.jp/nakamura/