研究課題
若手研究(B)
キラル液晶の特異な秩序相であるコレステリックブルー相について,相の安定性を決定する要因(高分子ネットワークの導入,あるいは弾性定数の変化)についての理論的考察を行なった.また,平行平板からなるセル中での液晶秩序構造の静的,動的挙動についての数値計算を行ない,電場に対する液晶の応答のダイナミクスに関する知見を得た.さらに,溝に閉じ込めたネマチック液晶がジグザグ状の配向欠陥を示すという実験事実に対して,簡単なモデルを考察することで理論的説明を与えた.
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http://staff.aist.go.jp/fukuda.jun-ichi/bluephase.html
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