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2014 年度 研究成果報告書

新しい分子動力学シミュレーション手法の開発とタンパク質折りたたみ問題への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 23740325
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生物物理・化学物理
研究機関大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設)

研究代表者

奥村 久士  大学共同利用機関法人自然科学研究機構(岡崎共通研究施設), 計算科学研究センター, 准教授 (80360337)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード分子動力学 / タンパク質 / ペプチド
研究成果の概要

タンパク質のシミュレーションが難しい理由は,自由エネルギー曲面に多くの極小状態があるからである.この問題を解決するために提案されてきた手法の1つがレプリカ交換法である.
本研究では狙った構造に近づくように力をかける「へリックス・ストランドレプリカ交換法」を提案し,ペプチドに応用した.その結果,この方法では通常のレプリカ交換法よりも天然構造により近づけ,折りたたみにより成功した.
さらに「レプリカ置換法」を提案した.この手法では2つのレプリカ間だけで温度を交換するのではなく,3つ以上のレプリカ間で温度を置換する.この方法を用いることでレプリカ交換法よりも効率的なサンプリングを実現できることを示した.

自由記述の分野

理論生物物理学

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公開日: 2016-06-03  

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