研究課題
若手研究(B)
山崎断層のセグメントの一つである安富断層を横切る地下坑道に複数の地震計を設置し、その上を断層の走向に沿って通る中国自動車道からのトラフィックノイズを高サンプリングで連続的に観測した。この記録を地震波干渉法を用いて解析することで、断層帯において観測点間を伝わる表面波と実体波と考えられる波の抽出に成功した。 この結果は、トラフィックノイズの連続観測によって、断層帯の地下構造が推定可能であることを示した。
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京都大学防災研究所年報
巻: 55 ページ: 141-144
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/161862