• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

月探査機かぐや/SPスペクトルから鉱物情報を抽出・可視化した新しいデータの作成

研究課題

研究課題/領域番号 23740342
研究機関会津大学

研究代表者

小川 佳子  会津大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (90372656)

キーワード月 / 鉱物 / 可視-近赤外スペクトルデータ解析 / かぐや探査機
研究概要

月探査機かぐや搭載のスペクトルプロファイラ(SP)によって観測された可視-近赤外連続分光データからスペクトル特徴量を自動で抽出するアルゴリズム及びそれを利用した自動処理プログラムの開発を行った。SP データ毎に適切なアルゴリズムを選択させて全SPデータを処理するプロセスの自動化と実行に取り組んだ。月全球で7千万点に及ぶ観測点に対し自動処理・解析することが可能となった。
得られたスペクトル吸収帯の特徴量からは月面に分布する鉱物の情報を得ることができる。処理結果の可視化として、SPスペクトルから抽出された鉱物吸収帯の各特徴量(吸収中心波長や吸収深度など)に位置情報を付加したスペクトル画像を部分的に作成した。今後全量を処理する予定である。一方、広く一般の人々にも月面連続スペクトルデータがもつ情報を視覚的にわかり易い形で伝えていくため、可視-近赤外連続分光データの解析結果を、月面対応画像と共に、ウェブGISシステム上で表示し、公開するための、サーバの準備とシステム構築までを完了した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Spectral analysis of lunar swirls using the data from Spectral Profiler onboard SELENE/Kaguya

    • 著者名/発表者名
      Ogawa, Y.
    • 学会等名
      American Geophysical Union, Fall Meeting 2012
    • 発表場所
      San Francisco, USA

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi