研究課題
若手研究(B)
揺らぎの化学反応に果たす役割を理解することを目的として、温度と水素結合構造、反応性の関係を分子レベルで解析する実験装置を開発した。溶液から直接気相に取り出した生体関連分子を含む水素結合クラスターを生成し、サイズと温度を制御した光化学反応の研究を行った。地球上生物は一部の例外を除きL-アミノ酸から蛋白質が構成されるがその起源は明らかにされていない。本計測法による実験結果から、キラルな反応場でのアミノ酸の光分解反応が、宇宙空間における光学異性体比の偏りの一つの可能性であることが示された。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (12件)
Review of Scientific Instruments
巻: 83 ページ: 085106(1-8)
10.1063/1.4742768
Journal of Chemical Physics
巻: 137 ページ: 184308(1-8)
10.1063/1.4765103