研究課題
若手研究(B)
本研究は、燃料電池内の電解質膜の反応挙動と発電特性の関係について明らかにすることを目的とし、顕微ラマン分光測定を用いて作動中の燃料電池中の電解質膜の膜断面方向マッピングのラマン分光分析を行うことで、様々な発電条件と電解質膜中の含水量の分布状態との関係について測定を行った。本測定より、電解質膜中における生成水の逆拡散と電気浸透水の挙動が、電解質膜中の水分布に大きく影響すること、電解質膜の相分離構造により水分布の挙動が異なることが明らかとなった。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (5件) 備考 (2件)
Electrochim. Acta
巻: Vol.82 ページ: 277-283
AMicro-Raman Study, Electrochim Acta
巻: Vol. 58 ページ: 449-455
http://erdb.yamanashi.ac.jp/rdb/A_DispDetail.Scholar
http://fc-nano.yamanashi.ac.jp/kenkyu/seika/seika.html