研究課題
若手研究(B)
本申請研究では、材料に対する外部刺激を可視化する手法として、凝集誘起型発光(AIE)色素を用いることを着想し、ゴム材料に AIE 色素を導入した。得られたゴム材料は、膨潤する溶媒に浸漬すると AIE 由来の発光が消失するのに対し、貧溶媒に浸漬すると発光は保持された。また、このゴム材料は温度に対しても発光強度が劇的に変化し、乾燥状態で低温にすると発光強度が増大する様子が見受けられた。このように、多様な外部刺激に対して鋭敏に応答するゴム材料の作製に成功した。
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Soft Matter
巻: 8 ページ: 7490
http://wwwchem.sci.hokudai.ac.jp/matchemS/