次年度の研究費の使用計画 |
<消耗品について> 紫外線照射装置(SUNTEST CPS/CPS+)は研究機関で所有しているが、付属のランプ(\20,000)は約8,000時間で寿命を迎える。一度の実験で約100時間の連続的な照射を行うため、80回で交換が必要となる。次年度はUV-A*発生用のランプが寿命を迎えるため、交換が必要である。試薬購入に使用する研究費の内訳のうち、主なものについては以下の通り。電気泳動用ゲル(\20,800×10枚)、染色キット(銀染\12,000, CBB\7500)、分子量マーカー(高分子\23,700, 低分子\20,000)。また、採糸装置を自作するための費用として、電気ドリル代金(\20,000)が計上される。論文投稿料金はPolymer Journal誌の料金(3頁100部、約\43,000)を基準に算定した。 <旅費、謝金等について> クモからの採糸には技術と時間が必要である。報告者一人で必要量を集めるのは難しく、クモが成熟する時期(夏~秋)に、補助員を雇用し採糸を依頼することで研究の効率化を図る。7~10月にかけて、週3日、日給8,000円で雇用すると年間384,000円となる。対外発表として、1年間で2回の国内学会発表、1回の国際学会発表、2報の論文投稿を想定している。アミノ酸組成分析は研究目標の達成には必須の測定であるが、測定装置を所有していないため分析委託費用が生じる。1サンプルの測定に必要な費用が\70,000であり、4サンプルで\280,000を要する。
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