次年度の研究費の使用計画 |
研究の進展に伴い、自己集合体の巨視的構造変化に伴う分子の動き・作用機序を物理化学的に計測するための知見を得ることの重要性が増している。その計測手法を体得するために、3ヶ月程度の海外研修を行うことにした。このため、国際学会における発表を、研修地を出発地とした旅行にすることで、外国旅費経費を減らすことができる見込みである。一方、研究をより推し進めるため、二名の学生に研究協力者となって頂く。これにより、実験用消耗品および測定のための国内旅費が予定より必要となる見込みであり、総額としては必要経費が当初予算額よりも多くなる。 前年度の会計残金154,506円のうち、58,817円は、消耗品費および書籍費であり、物品は納品済みであり、目下使用中である。業者より支払い請求が届いている一方、支払いが次年度になったものである。また、26,362円は、納品済みである一方、支払い請求が次年度になった消耗品費・書籍費(同じく使用中)であり、15,900円は、年度末時点で未納品の書籍費である。実質の繰越額は、53,427円(平成23年度予算の2.5%相当)であり、平成24年度予算額1,500千円と併せて、上記計画の研究に活かす予定である。
|