研究課題
若手研究(B)
キラルなイオン液体として、アミノ酸をアニオンとして有するアミノ酸イオン液体を設計・合成した。アミノ酸イオン液体を種々の両親媒性分子と複合化したところ、様々なナノ構造を形成する液晶性材料が得られた。特に、アミノ酸アニオンの選択・両親媒性分子の設計・二成分の割合などを適切に調整することで、三次元的ナノチャンネルを有する双連続キュービック相を発現することを見出した。アミノ酸イオン液体はこの三次元的なチャンネル状に組織化されている。この三次元チャンネルはイオン輸送パスとして機能することを明らかとした。
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