研究課題
若手研究(B)
自己集合蛋白質の一つである黄色ブドウ球菌由来孔形成毒素Hlaに光受容蛋白質PYPを遺伝子工学的に融合し、物質の膜透過性を光によって制御する生体分子デバイスを二種類構築した。分光学的解析により、いずれも光反応サイクルを保持し、光照射下においてHlaを介したイオン透過が阻害されることが示唆された。本研究での成果は、今後の蛋白質を基材とした光応答型ナノ細孔開発へ大きく貢献すると期待される。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (20件) 備考 (1件)
Angew. Chem., Int. Ed
巻: 52 ページ: 2430-2434
DOI:10.1002/anie.201206563
Protein Science
巻: 22(2) ページ: 213-221
DOI:10.1002/pro.2203
Journal of Photopolymer Science and Technology
巻: 25 ページ: 655-658
https://www.jstage.jst.go.jp/articl e/photopolymer/25/5/25_655/_pdf
chemical communications
巻: 48(39) ページ: 4737-4739
DOI:10.1039/c2cc18118e
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/kinbara/index-j.html