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2012 年度 研究成果報告書

受容体クラスター形成の光制御による細胞への人工的生体シグナル入力法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 23750182
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 生体関連化学
研究機関東京大学

研究代表者

吉村 英哲  東京大学, 大学院・理学系研究科, 特任助教 (90464205)

研究期間 (年度) 2011 – 2012
キーワードタンパク質 / 細胞・組織 / 生体分子 / 1 分子計測(SMI)
研究概要

本研究では、細胞内シグナル伝達における受容体クラスター形成の意義の理解を目的とした。この目的のため、シグナル伝達分子Aktの1分子動態観察と、受容体ナノクラスターの人工的形成法の開発を行った。前者では、細胞外からのシグナル入力により、Aktの細胞膜滞在時間が延びることを見出した。この結果は、Akt動態が細胞表面の受容体クラスターに影響されることを示している。後者では、光感応性タンパク質を融合した受容体および精製タンパク質の構築に成功し、クラスター形成の光制御を実現する道具の準備を整えた。以上のように、本研究では受容体クラスターがシグナル伝達に重要な機能を果たしていることを示し、その重要性を構成的に証明する礎を築いた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 生体シグナル伝達分子Aktの生細胞内1分子動態解析2013

    • 著者名/発表者名
      吉村英哲、小澤岳昌
    • 学会等名
      日本化学会第93春季年会
    • 発表場所
      立命館大学びわこ草津キャンパス
    • 年月日
      2013-03-26

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公開日: 2014-09-25  

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