DOIから合成した6-O-Ac-カルバ-β-D-グルコースに対するランダムピバロイル化反応により一挙に得られる部分保護体を鍵原料として、5a-カルバ-β-D-ガラクトース、5a-カルバ-β-D-マンノース、5a-カルバ-β-D-アロース、5a-カルバ-N-アセチル-β-D-マンノサミンの合成を達成した。 さらに、DOIより誘導したカルバ-β-D-グルコース供与体と受容体を、高濃度条件下、0℃でカップリング反応することで、ジカルバ-β-D-イソマルトース誘導体(47%)、ジカルバ-β-D-マルトース誘導体(3%)、ジカルバ-α,β-D-トレハロース誘導体(37%)の合成に成功した。
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