研究課題
若手研究(B)
いくつかのキンノ部位-ビチオフェン部位を含むエレクトロクロミック材料を開発した。その内2種は,液晶性を示した。これらの液晶相の挙動はPOM観察,DSC測定,XRD測定によって決定した。これらから液晶相は,ラメラ相であることがわかった。これらの電気化学的挙動を検討した。これらは還元側で可逆な酸化還元反応を示した。一方酸化側では、明確なピークは観測されず、ラジカルカチオンが不安定であることが示唆された。次いで、ITO電極を塗布したセルに調製溶液を挟み、負電荷-2.0 Vに電圧を印加し,その色の挙動を観察した。さらに酸化側の色の変化を観るために,3.0 Vの電圧を印加し,その色の挙動を観察した。
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J. Porphyrins Phthalocyanines
巻: 18 ページ: 366-379
巻: 17 ページ: 1080-1093