研究概要 |
新規な蛍光色素であるピラジンホウ素錯体およびチアゾールホウ素錯体を合成した.ピラジンホウ素錯体は導入した置換基により蛍光波長および量子収率が変化した(溶液中: 蛍光波長: 472から604 nm, 量子収率: 0.28から0.71,固体状態:蛍光波長: 496から624 nm, 量子収率: 0.03から0.32).チアゾールホウ素錯体は通常の蛍光色素とは異なり,溶液中(蛍光波長: 440から459 nm, 量子収率 0.04以下)よりも固体状態(蛍光波長: 495から508 nm, 量子収率: 0.23から0.26)において強い蛍光を示した.
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