研究課題
若手研究(B)
低燃費タイヤゴムとして広く用いられているシリカ充填SBR ゴムに対して、核スピン偏極コントラスト変調適用下の中性子小角散乱測定を行った。通常測定ではタイヤゴム中に添加されている酸化亜鉛などの多様な成分に由来する散乱の重なり合いのため正確な構造情報を得ることは難しいが、コントラスト変調によって変化する散乱プロファイルに対して解析的処理を施すことで低燃費性能と強い相関があるシリカのみに由来する散乱を抽出することに成功した。
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Physics Procedia
巻: 42 ページ: 52-57
http://qubs.jaea.go.jp/annual/pdf/QuBS2012_light.pdf