研究課題
若手研究(B)
高品質窒化インジウム(InN)バルク結晶を実現するために、(1)従来型ハイドライド気相成長(HVPE)装置を用いた高速InN成長の検討、(2)成長に寄与する原料分子種である三塩化インジウムのみを選択的に生成できる反応条件の熱力学解析による探索、(3)原料生成部を二段構造とした新規HVPE装置の設計・構築、(4)新規HVPE装置を用いた高速InN成長の実施・解析を行った。これより、従来型装置を用いた場合の約1/40倍の塩素供給分圧にて同程度の成長速度を実現した。さらに、原料供給分圧が低く、成長温度が高いにも関わらず成長速度は10 μm/h以上に達し、In及びN極性InNの高速成長を実現した。
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Japanese Journal of Applied Physics
巻: Vol. 52 ページ: 08JD05-1-4
http://jjap.jsap.jp/cgi-bin/getarticle?magazine=JJAP&volume=52&page=08JD05
http://www.tuat.ac.jp/~kumagai/