研究課題
若手研究(B)
本研究では,従来の分子動力学法の時間スケールでは追従できなかった,ゆっくりとした原子空孔拡散現象を解明可能とするレアイベント計算技術を開発した.開発した技術を固体酸化物形燃料電池の劣化現象と深く関連する電解質材料の自己拡散現象に展開し,電池の作動温度でのカチオン拡散の活性化パラメータの導出に成功した.また,得られた活性化パラメータをKinetic Monte Carlo法の入力値に用いることで,電解質中におけるカチオンの自己拡散係数を予測し,その妥当性を示した.
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ECS Transactions
巻: vol. 57, No. 1 ページ: 2857-2863