研究課題
若手研究(B)
高張力鋼板の温間単軸引張試験から,室温から973Kでは温度の上昇およびひずみ速度の低下に伴い流動応力が低下することを確認した.次に室温から923Kにおける温間V曲げ,U曲げ成形試験を実施し,温間でかつ低速で成形することでスプリングバックを低減できることを示した.また,V曲げ成形に比べU曲げ成形では温間成形時のスプリングバックが減少したが,これが金型内保持による応力緩和とそれに起因する曲げモーメントの低減が原因であることを解明した.最後に,温間繰返し曲げ試験を提案し,温間においても応力反転時のバウシンガー効果が発現することを確認した.
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)
Key Engineering Materials
巻: Vols. 535-536 ページ: 385-388