研究課題
若手研究(B)
本研究では、赤血球のマイクロ挙動解明に向けたモデル実験に用いる、3次元特殊形状マイクロビーズの造形を念頭におき、マイクロ流路内に複雑な3次元形状の構造物を高速造形する手法の開発を目的とし、高速共焦点スキャナとDMD(デジタルミラーデバイス)を組み合わせた光造形法を提案した。光学設計においては、照度むらを無くすための光学設計に特に留意し、空間フィルタやビームホモジナイザを導入することにより、全域に渡っての輝度差を10%以内に抑えた。共焦点効果による硬化スポットは、理論的な共焦点深度よりも厚くなる傾向がみられるが、その厚みはレーザの強度を抑え、露光時間を長めに取ることで薄くできる可能性が示された。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (4件) 備考 (1件)
Measurement Science and Technology
巻: Vol.23 ページ: 035301, 1-18
Chemical Engineering Science
巻: Vol.22 ページ: 105401, 1-13
http://www.oshimalab.iis.u-tokyo.ac.jp/english/