研究課題
若手研究(B)
カーボンナノチューブで修飾された表面上での気体分子の散乱挙動を明らかにするために,フリースタンディング膜を対象とした分子線散乱実験とモンテカルロシミュレーションによる解析を行った.その結果,入射分子が膜表層部においてカーボンナノチューブと多数回の衝突を経ることでエネルギー交換が効率的になされることが明らかになった.また,様々な気体種や入射条件に対して散乱挙動の知見を得ることを目指し,新たな分子線源を開発した.
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日本機械学会論文集(B編)
巻: 79巻 ページ: 37-47
DOI:10.1299/kikaib.79.140