| 研究概要 |
界面張力を考慮したCSFモデルによる非圧縮性流れ場の方程式に対して,安定化気泡関数有限要素法に基づく二流体の流れ場解析に関するプログラム構築を行い,マイクロチップを用いた実験による界面観察結果と解析結果の比較から,解析プログラムの妥当性を確認することができた.また,圧力を変数とするヘルムホルツ方程式に対する有限要素方程式について安定性解析プログラムの構築を行った.マイクロチャネル内の固有角周波数(共振角周波数)に関する検討結果より,送液波形の角周波数と安定性解析により得られた固有角周波数の値の比較に基づき,共振現象を誘発する可能性の有無を判断できると考えられる.
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