研究課題
若手研究(B)
この課題では,緩斜面を下り降りることで動力を用いず自然で効率的に歩行する受動歩行に注目し,踵が円弧で扁平な足と足首にバネを持つ3次元2足歩行機を実現し,さらに,モータにより伸縮する膝関節を導入することで水平面においても継続的な歩行を実現することに成功した.さらに,歩行機の歩容について足裏の圧力中心軌跡が人と同じ8の字を描くことを明らかにした.また,より効率的に歩行できる振動数が存在するとともに,歩行が継続する振動数が複数存在することを確認した.これは,マラソンにおけるストライドとピッチ2つの振動数の異なる走法などに見られるもので,興味深く意義のある結果と言える.
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日本ロボット学会誌
巻: 32(2) ページ: 183-189
International Journal of Advanced Mechatronic Systems
巻: Vol. 5, No. 2 ページ: 95 -104
巻: 31(2) ページ: 154-160
http://www.mech.ous.ac.jp/robotics/index_pdw.html