研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、次世代高温超伝導線材の電力機器応用へのキーテクノロジーとなる高速・高分解能・非破壊の標準的評価システムの開発である。電流容量と交流損失の観点から極めて高いポテンシャルを有する本線材に残された課題は、超伝導特性の均一性を工業生産レベルの長さにわたって確保することであり、非破壊かつ高分解能の評価手法の開発が急務となっていた。そこで本研究では、申請者等が短い線材を用いて既に原理検証を終えていた磁気顕微法をさらに発展させ、特に評価速度を 200 倍に向上させることに成功し、長尺線材の局所臨界電流密度分布を製造速度と同等の評価速度で連続的かつ非破壊にイメージングすることが可能となる評価技術を開発した。
すべて 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (14件) 備考 (1件)
IEEE Transactions on Applied Superconductivity
巻: vol.23, no.3 ページ: 6602704_1-4
DOI:10.1109/TASC.2013.2238983
MRS Proceedings
巻: vol.1434 ページ: 12-1434-i03-04
DOI:10.1557/opl.2012.1587
Physics Procedia
巻: vol.27 ページ: 228-231
DOI:10.1016/j.phpro.2012.03.452
巻: vol.22, no.3 ページ: 9500704_1-4
DOI:10.1109/TASC.2011.2176711